自然豊かな兵庫県北部の但馬地方に位置する豊岡市は、カバンをはじめとする特産物や、山陰海岸ジオパーク等の自然や歴史遺産等、多数の観光スポットが点在しています。
●お問合せは ・豊岡観光協会 http://www.toyo-kan.jp/ ・日高神鍋観光協会 https://hidaka.kannabe.info/ ・たけの観光協会 http://www.takeno-kanko.com/ ・但馬国出石観光協会 https://www.izushi.co.jp/ ・但東シルクロード観光協会 https://tantosilk.gr.jp/ |
■豊岡市(旧豊岡市内)
豊岡のかばん
- 豊岡市は日本有数の鞄の産地。
- 平成18年に地域ブランド「豊岡鞄」が地域団体商標に登録された。
- 奈良時代より続く柳行李(豊岡杞柳細工)をルーツとしている。
- 西暦27年、豊岡市で鞄づくりのルーツである柳編みが伝わったと言われている。
・一般社団法人 豊岡鞄協会
http://www.bag.or.jp/
・「豊岡鞄」オフィシャルサイト
https://www.toyooka-kaban.jp/
豊岡鞄団地(協同組合豊岡鞄工業センター)
全国で唯一のカバン関連企業の集合した工業団地。
豊岡杞柳細工(柳行李)
「豊岡杞柳細工」の始まりは1世紀の初め(西暦27年)まで遡り、奈良正倉院御物の中には、今も「但馬国産柳筥」が残されている。平成4年に国の伝統工芸品に指定。平成19年に地域団体商標登録。
豊岡杞柳細工は円山川に自生するコリヤナギで籠を編むことから始まり、城下町を形成した豊臣時代、産業として成立。江戸時代、藩が保護奨励し、専売制を確立して「豊岡の柳行李」として世に知られるようになった。最近では、ファッションの多様化により、バスケット類が主製品に変わってきている。
Toyooka KABAN
Artisan Avenue
トヨオカ カバン アルチザン アベニュー
「かばんのまち豊岡」を象徴する拠点施設として、豊岡でつくられたかばんの他、かばんのパーツやキット商品などを展示・販売。かばん業界の未来を担う人材を育成するアルチザンスクールも併設。
・トヨオカ カバン アルチザン アベニュー
http://www.artisan-atelier.net/
豊岡市中心市街地のカバンストリート(宵田商店街)http://www.cabanst.com/に立地。カバンストリート(宵田商店街)に設置されているカバンの自販機。飲料自販機もカバンの形。
植村美千男のかばん工房
カバンストリート(宵田商店街)の一角にある豊岡を代表するかばん職人・植村美千男の鞄修理工房。
柳の宮神社・柳まつり
豊岡杞柳細工(柳行李)・鞄の神様を祀った神社,毎年8月1・2日の両日、「柳まつり」を開催(事務局:豊岡商工会議所)
柳まつり初日のハイライト「豊岡おどり」
約2,000人が参加して踊る豊岡市メインの夏祭り。8月2日には円山川から打ち上げる花火大会等を開催。
コウノトリ
- コウノトリ目コウノトリ科に属する鳥類の一種、特別天然記念物。
- 江戸時代、コウノトリは日本の至るところで見られる鳥だった。しかし、明治期の銃による乱獲や第二次世界大戦後の農地の圃場整備、河川改修による湿地の消滅、そして農薬の使用により、1971年(昭和46年)に野生最後の一羽が死に、日本の空からコウノトリは姿を消した。豊岡は国内最後の野生コウノトリの生息地。
- 2005年(平成17年)より野生復帰プロジェクト(放鳥)を実施。2007年(平成19年)には43年ぶりに国内の野外でのヒナ誕生。
- 現在、100羽以上が野外で大空を舞っている。
・兵庫県立コウノトリの郷公園
http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/
お菓子の神様 タジマモリ・中嶋神社
豊岡はお菓子の神様「タジマモリ」の生誕地。菓祖 タジマモリを祀った神社の総本社「中嶋神社」が鎮座する。
タジマモリは「古事記」「日本書紀」が伝えるお菓子の神様。第11代垂仁天皇より不老長寿の妙薬「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」を探すように命を受け、常世の国より十年の歳月をかけて持ち帰ったが、既に天皇は亡くなっていて、悲しみのあまり亡くなったと伝えられる。タジマモリが持ち帰った「非時香菓」は現在の橘であると言われており、「橘」とはミカンの原種。昔、果物は「果子・かし」と呼ばれており、橘は果子の最上級品とされていたことから、タジマモリはお菓子の神様として崇敬されている。
毎年4月第3日曜日に中嶋神社に於いて「菓子祭 例大祭」が開催され、
全国の菓子業者が菓業繁栄の祈願に訪れる。
菓子祭前日祭
「菓子祭 例大祭」の前日(4月第3日曜日の前日)に市内中心市街地で開催する「菓子祭前日祭」は平成23年より実施。(事務局:豊岡商工会議所)
県内外より約50店の菓子店が出店する他、菓子に関する様々なイベントを実施し、当日は会場となる豊岡市中心市街地(豊岡駅通商店街)がスイーツロードへと変わる。
平成27年度 第20回ふるさとイベント大賞 優秀賞受賞[(一財)地域活性化センター主催]
・とよおかスイーツギャラリー・菓子祭前日祭
http://toyooka-cci.jp/sweetsfestival/
豊岡復興建築群
1925年(大正14年)の北但大震災後、復興の為に建てられた鉄筋コンクリート造りの建物群。近代化遺産。豊岡駅前の目抜き通り「大開通り」を中心に48棟が建設され、現在も約40件が当時のまま残っている。震災後の数年間にできた建物が、一部の地域にこれだけ集中して現存しているのは全国的にも珍しい。
元禄15年の豊岡城下図
元禄15年は忠臣蔵で有名な討ち入りのあった年です。大石内蔵助の妻りくの故郷でもある豊岡はかつて城下町でした。スマホを使って 元禄15年の豊岡を歩く、ロマンあふれるまち歩きを楽しんでみませんか。
発行:豊岡まち塾
古地図提供: 豊岡市立歴史博物館
ふれあい公設市場
日本で最も古いとされる木造市場(2003年に改修)毎週水曜日「わいわいランチ」※を実施。(事務局:豊岡商工会議所)
※公設市場内の色々な店の中から、好きな惣菜やてんぷら等を購入し、特設のガーデンテーブルでランチを楽しめる。
津居山カニ
津居山カニ(ズワイガニ)は、青いタグが目印の日本随一の品質を誇る豊岡の冬の味覚の王様で、兵庫県北部(但馬地方)の豊岡市の津居山港(ついやまこう)で水揚げされた「ズワイガニ」のこと。津居山カニの特徴は、津居山港がズワイガニ好漁場の丹後半島沖に近いので、その日とれたズワイガニをその日のうちに港に持ち帰り、とれたての鮮度を保った状態で水揚げする「日帰り操業」で、全国的にも貴重な漁港。
円山川
豊岡市を南北に流れ、日本海に注ぐ一級河川 全長68km、 平成24年「円山川下流域・周辺水田」が「ラムサール条約湿地登録」され、コウノトリをはじめ、さまざまな生きものを支えている国際的に重要な湿地。
玄武洞
世界で最初に第四紀の地磁気逆転が発見された学術的に非常に貴重な公園である「玄武洞」は、山陰海岸一体がジオパークに認定された要因の一つで、約160万年前の噴火で流れ出た溶岩が冷える時にできる割れ目模様「柱状節理」が美しく、古くから観光地として人々の目を楽しませてきた。
「日本の地質百選」に選定。山陰海岸ジオパーク:平成20年12月、日本ジオパーク委員会から「日本ジオパーク」として認定を受け、平成22年10月4日、ギリシャ・レスヴォス島で開催された会議で、「世界ジオパークネットワーク」に加盟が認定。山陰海岸ジオパークは、京都府(京丹後市)、兵庫県(豊岡市・香美町・新温泉町)、鳥取県(岩美町・鳥取市)にまたがる広大なエリアを有し、山陰海岸国立公園を中心に、京丹後市の東端から鳥取市の西端まで、東西約120km、面積は2458.44㎢。東京都よりひとまわり大きい広さ。
・山陰海岸ジオパークHP 玄武洞公園・赤石周辺
http://sanin-geo.jp/geosite/2116
オーベルジュ豊岡1925
旧兵庫県農工銀行豊岡支店で、国の登録有形文化財を改修。主に菓子をテーマとした商業施設。1934年(昭和9年)に完成。
・オーベルジュ豊岡1925
https://www.1925.jp/
■豊岡市城崎町
■豊岡市竹野町
■豊岡市日高町
■豊岡市出石町
■豊岡市但東町